関連項目:BOM( Bill of Material : 部品表)の見える化

Q: 原料の種類が多く、また、複雑な工程を通って製品が生産されるため、原料がいつ、どれくらい必要かの計算が正しくできていません。原料在庫が過剰になったり、欠品が起こったりしています。原材料の必要な量とタイミングを正確に知るにはどうしたらよいでしょうか?

A: 所要量を計算する方法を説明します。下図は、1つの工程での作業の入力と出力を表しています。

1つの工程には、複数の入力と複数の出力があります。各入力品目が工程に入力されるとき、その品目の歩留まり(良品率)を乗算して、スクラップ数を差引きます。工程で作業が行われると、主産物に関して、やはり歩留まりを乗算して、スクラップ数を差引きます。これで主産物の数量が計算されます。副産物に関しても同様です。

所要量計算では、この逆の計算、つまり、主産物の数量から各入力品目の必要量を求めます。Asprovaの所要量計算では、両方向の計算の機能が可能です。つまり、1.現在の原料の数量から、生産される製品の数量の算出、2.必要とする製品の数量から、原料の所要量の算出です。また、所要量が非線形であったり、数量の丸めが必要であったりするケースもあるため、任意の数式を与えて計算する機能も必要です。

このような計算は、MRPシステムでも可能です。但し、MRPの固定リードタイムによる無限能力スケジューリングでは、原料の必要なタイミングが正しく算出できません。Asprovaは、有限能力スケジューリングにより、原材料の所要量と必要なタイミングを計算し、原材料の在庫を削減します。

関連項目 :生産計画スケジューラ(APS)の誕生

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関連項目 : 中期スケジューリング

関連項目 :かんばん品と非かんばん品

関連項目 :< 生産計画コンサルティング コラム13 >

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