Key words

  1. JIT生産

  2. 段取り替え要員

  3. 将来の要員計画

 

ワイヤハーネス製造業者は、様々な問題を抱えています。

  • JIT生産を実現するための時間単位の製造、出荷が求められます。
  • 内示数量を日割りした見込み生産の計画立案を行う必要があります。
  • 製造ラインの機械化が進む一方で、段取り替えなどの要員計画の重要性が高まっています。
  • ただ、将来の需要をみこし、かつ、製造ラインと作業員の両方を考慮した生産計画作成は非常に難易度が高いです。

このような難しい課題を解決するためのスケジューラ活用方法をご紹介します。

ビデオリスト (30min)
 
63.00 概要

ワイヤーハーネスは、電力供給や信号伝達のための複数の電線ケーブルとコネクタを接続したものです。
製造工程は、サブアセンブリ工程、アセンブリ工程の2つの工程で構成されています。
ワイヤーハーネス製造における課題と生産スケジューラでの解決方法を紹介します。
 
63.01 マスタ登録とスケジューリング

生産スケジューラは、製造能力を考慮して山崩しする有限能力スケジュールを自動的に立案できます。
これに加えて、所要量展開、自動補充を用いて、受注から購買までの製造全体をカバーできます。
 
63.02 内示数量を日割りした見込み生産

顧客から提供された2週間分の内示数量を、日割りして生産計画を立案します。
日割りによる見込み生産、確定時の数量変更といった運用時の課題もサポートします。
 
63.03 作業員を考慮した計画立案

サブアセンブリ工程では段取りを、アセンブリ工程では要員調整を加味した計画が必要です。
作業員の人数やシフトを考慮した計画を立案したり、将来の要員計画を立案したりできます。
 

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