66.00 |
概要
近年は、印刷技術も進歩を遂げ、電子部品への印刷や3Dプリンタでの立体印刷も可能となっています。
どのような種類の印刷にも共通する要件もあれば、印刷手法、印刷対象物で異なる要件もあります。
ここでは、軟包装印刷、フィルムのような柔らかい対象への印刷工程を取り上げます。
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66.01 |
軟包装印刷工程のマスタ設定の概要
印刷機の稼働時間に基づいて、あらかじめ設定した各工程に作業を割りつけることができます。 スケジュールを自動かつ短時間で作成することが可能です。
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時間制約と設備制約
作業間の待ち時間や印刷機などの稼働時間を考慮した計画を立てる方法をご紹介します。 製造BOMテーブルを用いて作業間の時間関係を設定します。 また、カレンダを修正することによって、実際の稼働時間に合わせたスケジューリングができます。
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66.03 |
印刷機の制約
印刷機には、色数、印刷可能な長さなどといった制約が存在します。 印刷機ごとに色数の上限、下限、また印刷可能な長さを設定することによって、スケジュールやマウス移動時に自動でロックできます。 このような複数の制約を簡単に加味できます。
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66.04 |
ドラムの切り替え段取り時間
製造する製品に合わせたドラムに交換する必要があります。 ただし、交換には時間がかかるうえ、交換中には印刷機を停止しなければなりません。 段取りテーブル、製造BOMで長さ、品目の切り替えを登録することによって、切り替えの段取り時間と段取りを行う作業者の稼働時間を加味したスケジュールを簡単に作成できます。
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66.05 |
印割付け順序の調整
各印刷機への割り振りや順序を調整することによって、効率よく印刷機で製造する計画を立てることができます。 計画パラメタForwardを設定することで、納期、品目の違いも考慮すると同時に段取り時間の最小化を実現します。
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66.06 |
実績の反映と特急オーダの納期回答
実績を反映したリスケジュールにより、納期遅れがないか確認したり、稼働時間の追加が必要かどうかを判断できます。 また、特急オーダが納期に間に合うかどうかのシミュレーションもできます。
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