Q: バックワードスケジューリングに対して、フォワードスケジューリングもあるのですか?
A: 前項で説明したバックワードスケジューリングに対して、フォワードスケジューリングという手法もあります(下図)。
フォワードスケジューリングでは、第一工程をなるべく早く着手して、第二工程、第三工程を割り付けます。突然、特急オーダが来たときに、スケジュール結果の最終工程の完了日時を見れば、「XX日なら納品できます」と明確な納期回答することができます。オーダの数量が変更されたときでも、リスケジュールすれば、完了日時への影響がわかります。ガントチャートを見れば、なぜ、そのような結論が出たのか、途中工程の様子など、見えることが、生産計画スケジューラを活用する利点です。
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