以上のモジュールを組み合わせによりどのようなことができるか下図を用いて説明します。

 

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1. MRP…単一工場を所要量計画します。いちばん簡単かつ低コストな使用方法です。

2. APS/MS…単一工場を詳細スケジューリングします。

3. SCP…サプライチェーン全体をラフスケジュールします。必要に応じて、VIEW を用いて拠点毎・品目毎のPSI 表を表示し、需給バランスを監視します。

4. M-APS…DH と複数のAPS を用いて、複数工場の詳細スケジュールを連携させます。これにより、複数工場をまたがって、リードタイム短縮が可能となります。在庫低減、納期回答・納期確約、納入リードタイム短縮、納期遵守率の向上が期待できます。

5. SCM…DH とSCP と複数のAPS を用いて、SCP と複数のAPS が相互連携してサプライチェーン全体をスケジュールします。必要に応じて、VIEW を用いて拠点毎・品目毎のPSI 表を表示し、需給バランスを監視します。