期間まとめ機能


期間まとめ機能は、ある期間内に割り付いている作業をもとに、必要となる原料をまとめて補充オーダを生成する機能です。

品目クラスの以下のプロパティを設定して使用します。

 まとめ開始日日時型 
 まとめサイクル列挙子型なし/日/週/旬/月/なし(開始日を毎回リセット)
 まとめ期間時間型 

まとめ期間は

まとめサイクルの中でさらにまとめる場合

日、週、旬、月などに依存せずにまとめる場合(つまり、まとめサイクルが「なし」か「なし(開始日を毎回リセット)」の場合)

に使用します。


設定例

  まとめ開始日まとめサイクルまとめ期間
毎月1日 8:00:002005/10/1 8:00:00空もしくは31日以上の時間
毎週月曜日 8:00:002005/10/3 8:00:00空もしくは7日以上の時間
毎週月曜日と金曜日 8:00:002005/10/3 8:00:004日
1のつく日(1,11,21日)の8:00:002005/10/1 8:00:00空もしくは10日より大きい時間
8:00:00と20:00:002005/10/1 8:00:00どんな設定でも可12時間
2005/10/1から4日間おき2005/10/1 00:00:00「なし」または「なし(開始日を毎回リセット)」4日

備考

②および③において、まとめ開始日に設定する日付は、月曜日となる日付であればいつでもよいです。

④において、2005/10/1 に限らず、2005/11/1でも、1のつく日であればいつでもよいです。

⑤において、まとめ開始日の日付の部分(2005/10/1)はいつでもよいです。

⑥において、まとめサイクルを「なし」とすれば、固定で、2005/10/1、2005/10/5、2005/10/9を区切りにして期間まとめを行いますが、「なし(開始日を毎回リセット)」にし、かつ、製造ロットサイズMAX(または購買ロットサイズMAX)を指定すると、ロットサイズMAXによってまとめが発生した場合、その時点からまとめ期間が始まります。



期間まとめ機能は、まとめる品目の後工程の割り付き結果を元に、「まとめ開始日時」、「まとめサイクル」、「まとめ期間」に従って補充オーダを生成します。
したがって、まとめる前に後工程が割り付いている必要があります。

下の図はサンプルJ-2で、資源M3に割り付いている作業の品目B1には期間まとめ機能で「まとめサイクル」に週、「まとめ期間」に7Dが設定してあります。そのため、資源M4に割り付いた後工程の作業(品目B)を1週間毎にまとめて割り付いていますが、品目B1の作業を割り付ける前に品目Bの作業が割り付いている必要があります。

サンプルJ-2の計画パラメタ「期間まとめ」のように、コマンドのループ機能を利用して、ローレベルの小さい方(製品側)から大きい方(原料側)に向かって、ローレベルコードごとにオーダ展開およびバックワード割付けを繰り返すように、計画パラメタのコマンドを構成する必要があります。

XMLインポート・エクスポート機能で、サンプルJ-2の計画パラメタ「期間まとめ」を出力し、自身のプロジェクトに取り込んで活用してください。

サンプルJ-2の詳細の内容は、こちらをご覧下さい。




まとめサイクル「なし」と「なし(開始日を毎回リセット)」

品目Cに、以下の期間まとめの設定がされています。

 製造ロットサイズMAX100
 まとめサイクルなし(開始日を毎回リセット)
 まとめ期間7日
 まとめ開始日2005年6月5日

以下のイメージは割付け結果です。青い点線は、動的にリセットされたまとめ開始日です。
最初のうちは、まとめ期間内ではロットサイズMAXを上回らないため、まとめ期間の7日間で期間まとめが行われていますが、19日を過ぎると需要が多くなり、まとめ期間の日数に達する前に製造ロットサイズMAXを超えるため、製造ロットサイズMAXの補充オーダが生成され、次のまとめ期間がすぐに始まります。


以下のイメージは、上記の設定からまとめサイクルを「なし」にした場合の割付け結果です。まとめ期間が固定で区切られます。


まとめサイクルが「なし(開始日を毎回リセット)」の場合、あるオーダの数量の途中でまとめが発生した際は、その途中からまとめが開始されます。
以下の例では、オーダ「104」は、需要数量30に対し、10はM0007から紐付き、残りの20はM008から紐付いています。



期間まとめをしつつ、ロットサイズMINまたはロットサイズUNITを設定している場合

期間まとめをしつつ、ロットサイズMINまたはロットサイズUNITを設定しているとき、まとめ期間内の需要量に対して、生成された補充オーダのサイズが大抵の場合に大きくなり、余りが発生します。
この余りを次の期間の需要と紐付けるか紐付けないかを、「期間まとめ丸め数量紐付け種別」プロパティを使って設定できます。

品目B1に、以下の期間まとめの設定がされています。

 製造ロットサイズUNIT40
 まとめサイクルなし(開始日を毎回リセット)
 まとめ期間7日
 まとめ開始日2005年6月5日

デフォルトでは「期間まとめ丸め数量紐付け種別」は「紐付けしない」となっているので、5日から12日までの需要量30に対して、余り10が発生しています。


「期間まとめ丸め数量紐付け種別」を「紐付ける」に設定すると、以下のように、余った数量を次の期間に対して紐付けます。


次の期間の補充オーダは以下のように紐付きます。


「期間まとめ丸め数量紐付け種別」を「紐付けない」に設定すると、余りは使用されず、最終的な在庫が多くなりますが、「紐付ける」にすると、余りが発生せず、補充オーダの数も減る可能性があり、在庫は必要最小限となります。



未来のまとめ期間の出力指図と紐付ける

品目テーブルの「未来のまとめ期間の出力指図と紐付ける」プロパティを「紐付けない」にすると、時間制約違反になるような紐付けは行われなくなります。

例えば、以下は品目Cで「まとめサイクル」を「1日」にして期間まとめを行なった場合の計画結果ですが、6月10日~6月14日までの期間では、6月15日の在庫オーダを無視して補充オーダ(P000、P0001、P002)を生成しています。

 

バックワードでスケジューリングした結果をそのまま最終結果とするなら、このプロパティは「紐付けない」にすべきですが、その場合、余分な在庫が発生する計画になります。上図の例では品目Cが20個余る計画になっています。

一方で、「未来のまとめ期間の出力指図と紐付ける」プロパティを「紐付ける」にすると、以下のように時間制約違反になるような場合でも紐付けされます。

 

バックワードでスケジューリングした結果から、過去に割り付いた作業や時間制約違反になる作業の対処をするために下図のようにフォワードで割付けなおすのなら、納期遅れが発生する代わりに、このプロパティは「紐付ける」にした方が余分な在庫が発生しなくなります。



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