スケジュール評価


スケジュール評価コマンドを実行すると、納期遅れオーダ数、納期遵守率、平均待ち時間などの評価を行ない、評価結果を評価結果オブジェクトや、品目、資源などにまとめて生成します。評価結果オブジェクトは、プロジェクトの下に、資源テーブルなどと同じ位置付けで配置されます。また、メッセージ結果を簡単にまとめたものをメッセージウィンドウに出力します。

評価結果のテーブルは、メニューの「テーブル表示/評価結果/スケジュール」で表示できます。
評価の項目は以下の通りです。

評価項目

購買オーダ数

購買オーダの数です。不正フラグがついているもの、品目が指定されていないもの、品目がグループであるものは除外されています。

製造オーダ数

製造オーダの数です。不正フラグがついているもの、品目が指定されていないもの、品目がグループであるものは除外されています。

受注オーダ数

受注オーダの数です。不正フラグがついているもの、品目が指定されていないもの、品目がグループであるものは除外されています。

在庫(絶対量)数

在庫(絶対量)オーダの数です。不正フラグがついているもの、品目が指定されていないもの、品目がグループであるものは除外されています。

在庫(増減量)数

在庫(増減量)オーダの数です。不正フラグがついているもの、品目が指定されていないもの、品目がグループであるものは除外されています。

イベントオーダ数

イベントオーダの数です。不正フラグがついているものは除外されています。

納期遅れ購買オーダ数

納期が指定されている購買オーダで、かつ納期遅れを起こしている購買オーダ数です。

納期遅れ製造オーダ数

納期が指定されている製造オーダで、かつ納期遅れを起こしている製造オーダ数です。

納期遅れ受注オーダ数

納期が指定されている受注オーダで、かつ納期遅れを起こしている受注オーダ数です。

最早開始日時違反製造オーダ数

最早開始日時違反を起こしている製造オーダ数です。

オーダ納期遵守率

件数ベースで算出したオーダの納期遵守率。納期が指定されたオーダが1つも存在しない場合は空です。項目は以下の3つです。

購買オーダ納期遵守率

製造オーダ納期遵守率

受注オーダ納期遵守率

作業数

評価対象の作業数です作業数です(オーダ種別は購買オーダ、製造オーダ、受注オーダ)。

未割付け作業数

未割付けの作業数です(オーダ種別は購買オーダ、製造オーダ、受注オーダ)。

ダミー資源割付け作業数

ダミー資源に割り付いた作業数です(オーダ種別は購買オーダ、製造オーダ、受注オーダ)。

強制割付け作業数

強制割付けされた作業数です(オーダ種別は購買オーダ、製造オーダ、受注オーダ)。

時間制約違反作業数

時間制約違反を起こした作業数です(オーダ種別は購買オーダ、製造オーダ、受注オーダ)。

資源量制約違反作業数

資源量制約に違反した作業数です(オーダ種別は購買オーダ、製造オーダ、受注オーダ)。

入力品目不足作業数

入力品目が不足している作業数です(オーダ種別は購買オーダ、製造オーダ、受注オーダ)。品目クラスの「原料制約フラグ」が「はい」になっているもののみをチェックします。

リードタイム

リードタイムの定義は、「割りついている使用指図の中でもっとも遅い終了日時からもっとも早い開始日時をひいた時間」です。項目は下の3つです。

製造リードタイム平均

製造リードタイムMIN

製造リードタイムMAX

待ち時間

前工程との待ち時間の平均値です。項目は下の3つです。

待ち時間平均

待ち時間MIN

待ち時間MAX

待ち時間(重なり時間などを差し引いたもの)

製造開始日時-最早開始日時です。項目は下の3つです。

待ち時間平均(重なり時間などを差し引いたもの)

待ち時間MIN(重なり時間などを差し引いたもの)

待ち時間MAX(重なり時間などを差し引いたもの)

段取り時間合計

段取り時間の合計値です。

段取り時間率

100×段取り時間合計/製造時間合計の値です。小数点第3位で四捨五入しています。

品目切り替え数

同一主資源軸上で製造する主産物品目が切り替わった回数です。

負荷率

稼働時間を100%とした製造時間+段取り時間の占める割合です。小数点第3位で四捨五入しています。項目は下の3つです。

負荷率平均

負荷率MIN

負荷率MAX


評価対象のオブジェクトの選択と絞り込み

評価対象の各クラスのオブジェクトは、以下の方法によって選択されます。

 オーダオーダ収集コマンドによって収集されたオーダからオーダフィルタ式でフィルタしたもの。
 作業作業収集コマンドなどによって収集された作業から作業フィルタ式でフィルタしたもの。
 品目プロジェクト内に存在する品目からグループ品目を除外し、品目フィルタ式でフィルタしたもの。
 資源プロジェクト内に存在する資源から、グループ資源、顧客資源、ダミー資源を除外し、資源フィルタ式でフィルタしたもの。

また、スケジュール評価コマンドは以下のフィルタのプロパティを持っており、評価対象オブジェクトをフィルタします。オーダと作業は、オーダ絞込みと作業絞込みによって絞り込まれた結果をさらにフィルタします。

オーダフィルタ式

作業フィルタ式

品目フィルタ式

資源フィルタ式


スケジュール評価コマンドの以下の2つのプロパティで資源負荷を評価する期間を設定できます。

資源負荷評価期間開始日時

資源負荷評価期間終了日時


評価結果の保存

スケジュール評価結果を保存するかどうかをスケジュール評価コマンドの以下のプロパティで設定できます。

Ar4ファイルに保存する

Ar4ファイルに保存するかしないかを設定します。保存は、このコマンドが実行された後に自動で保存されます。

上書き保存

今のARファイルに上書き保存します。(Ar4ファイル名プロパティは無視します)

バックアップ

Ar4ファイル名に設定したファイル名にバックアップで保存します。必ずAr4ファイル名を設定して下さい。

Ar4ファイル名別名でセーブするときのファイル名を設定します。

「Arファイルに保存する」プロパティで“バックアップ”を選択している場合の保存するArファイル名を設定します。式型のプロパティなので、文字列と認識できるように設定する必要があります。
 例1 (パスを指定する場合):'C:\Program Files\Asprova\Data\as.ar4'
 例2 (現在のフォルダに保存させる場合):'as.ar4'


その他

スケジュール評価コマンドを実行する毎に評価結果のオブジェクトが生成されます。「評価結果オブジェクト数の上限」プロパティを設定することで、評価結果オブジェクトの数の上限を設定できます。上限を超える場合は、古いものから削除していきます。デフォルトは50です。


評価結果オブジェクトには「評価結果コード式」プロパティと「コメント式」プロパティがあります。

評価結果コード式

評価結果オブジェクトの名前を式で設定します。デフォルトはGetObjectName(ME)+' ('+Format(Now(),'yy/MM/dd hh:mm:ss')+')'です。

コメント式

評価結果オブジェクトに与えるコメントを式で設定します。

評価結果オブジェクトが生成される際に上記の式が評価されてコード、コメントに設定されます。


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