時間制約計算

スケジューリングロジック

仮割付け処理


ある作業を計画期間中のどの日時へも割付けられる、というわけではありません。作業毎に割付け可能な時間帯が制約されます。このような時間制約の要因は、フォワードに割付けられる場合とバックワードに割付けられる場合とでは若干の違いがあります。

フォワード割付けの場合

時間制約は最早開始日時(EST)として算出されます。早くとも作業がそれ以降に開始するように割付けられます。作業の最早開始日時は以下から算出される各要因毎の最早開始日時のうち、最も遅いものになります。

  • 第1工程の作業の場合は、オーダの最早開始日時が作業の最早開始日時になります。オーダの最早開始日時が指定されていない場合は計画開始日時が作業の最早開始日時になります。
  • 第1工程以外の作業の場合は、前工程の作業が割付いた日時に重なり時間を加算した日時が作業の最早開始日時になります。
    合流、分割などで紐付いている前工程の作業が複数存在する場合、それぞれの重なり時間を計算して、もっとも遅い日時を最早開始日時とします。
  • 品目クラスの安全在庫MINが指定されている場合、作業の入力品目を消費しても品目に設定した安全在庫量最小を下回らないような日時が作業の最早開始日時になります。
  • 作業のユーザー指定最早開始日時かオーダの途中工程指定の最早開始日時が設定されていると、それが作業の最早開始日時になります。

バックワード割付けの場合

時間制約は最遅終了日時(LET)として算出されます。遅くとも作業がそれ以前に終了するように割付けられます。最遅終了日時は以下から算出される各要因毎の最遅終了日時のうち、最も早いものになります。

  • 最終工程の作業の場合は、オーダの納期が作業の最遅終了日時になります。
  • 最終工程以外の作業の場合は、後工程の作業が割付いた日時から重なり時間を減算した日時が作業の最遅終了日時になります。
    分岐、分割などで紐付いている後工程が複数存在する場合、それぞれの重なり時間を計算して、もっとも早い日時を最遅終了日時とします。
  • 作業のユーザー指定最遅終了日時かオーダの途中工程指定の最遅終了日時が設定されていると、それが作業の最遅終了日時になります。

最早開始日時および最遅終了日時が作業のどのタスクに適用されるかは、以下のルールで決まります。

[最早開始日時]

タスクを左から順番に見て最初に見つかった入力指図があるタスク

[最遅終了日時]

タスクを右から順番に見て最初に見つかった出力指図があるタスク


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