カレンダーの設定

カレンダークラス


ある資源のある日の稼働時間を求める場合、カレンダーテーブルの並び順の大きい方からスキャンして資源と日付がマッチするレコードを探し出し、そのシフトと資源量が採用されます。例を挙げて説明します。

資源コード日指定並び順シフトコード 
*月-金1日勤
*2020/7/20;2020/8/13-2020/8/152休み
充填機13早朝;日勤
1班;2班;3班月-金10日勤=10
1班月;木11日勤=10;夜勤=5
3班2020/7/21-2020/7/24100[9:00-12:00]=10;[13:00-17:30]=9
*HOLS200休み

①で資源コードとして指定されている*は「すべての資源」を表します。逆に空欄だといずれの資源にも適用されません。日は曜日や日付で指定します。ここではハイフンでつないで月曜日から金曜日までを表しています。

①は並び順が最も小さいために最後にスキャンされるので、他のカレンダーレコードで資源と日がマッチしなかったものは、(月曜から金曜の間ならば)①に指定された「日勤」が採用されます。①にすらマッチしない場合は24時間非稼働になります。

②は休日を設定しています。日付もハイフンでつないで期間を表すこともできます。この例では7/20と8/10から8/14が休みであることを表します。

③の「機械」は資源グループコードです。資源コードとしては、資源グループを指定したりセミコロン区切りで複数記述することが出来ます。複数のシフトコードをセミコロン区切りで記述すると、勤務パタンが合成されます。「早朝」は6:00-9:00、「日勤」は9:00-12:00;13:00-18:00なので、「早朝;日勤」は6:00-9:00;9:00-12:00;13:00-18:00になります。

④はシフトに資源量を指定する例です。シフトコードに続けて=と実数値を記述します。この例では、1班/2班/3班は月曜から金曜の間はそれぞれ10人いることを表しています。=以降の記述がないシフトは資源量1.0になります。

⑤は資源量を指定したシフトを複数組み合わせる例です。重なった部分の資源量は合計値になるので、合成後は9:00-12:00;13:00-17:00は資源量10.0、17:00-18:00は資源量15.0、18:00-23:00;1:00-4:00は資源量5.0になります。

⑥はシフトコードを使わないで(すなわちシフトテーブルに登録しないで)勤務パタンを直接指定する例です。シフトレコードの勤務パタンと同じ書式を[...]で囲むことで、あとはシフトコードと同じように使えるようになります。=を続けると資源量を指定することもできます。

⑦は休日テーブルにある休日を指定する例です。HOLSは休日テーブルの設定を参照する予約語です。

休日テーブルと資源テーブルには「国」プロパティがあり、その設定でカレンダーへの反映のされ方が変わります。
以下に例を挙げます。

資源テーブル
資源コード
R1日本
R2中国
R3 

休日テーブル
日指定休日名
2018/2/10未指定会社創立記念日
2018/2/11日本建国記念日
2018/2/16中国Spring Festival Eve

カレンダーテーブル
資源コード日指定シフトコード並び順
*HOLS20
**日勤10

この場合、稼働パタンは以下のようになります。
資源2018/2/102018/2/112018/2/122018/2/132018/2/142018/2/152018/2/16
R1日本日勤日勤日勤日勤日勤
R2中国日勤日勤日勤日勤日勤
R3 日勤日勤日勤日勤日勤日勤

 

日指定を以下のように設定することで、月に適用できます。(Ver.13以降)

資源コード日指定並び順シフトコード 
*101日勤
*12-152休み
*25-EOM3早朝;日勤

⑧のように日指定に対象とする日付の数値を設定すると、毎月該当の日付にシフトを適用します。上記例なら毎月10日、となります。

⑨のように日付の数値をハイフンでつなぐと、範囲を示します。毎月該当の日付の範囲に対してシフトを適用できます。上記例なら、毎月12日から15日、となります。

⑩のようにEOMを使用すると、月末を意味します。上記例なら、毎月25日から月末、となります。


 

並び順

カレンダーテーブルの並び順は、一般的な設定は並び順を小さく、特殊な設定は並び順を大きくするというのが基本の設定です。


資源量

カレンダーには資源量を設定することが出来ます。カレンダーの資源量を設定すると、そのカレンダーに設定したシフトの資源量に適用されます。

シフトに資源量を設定した場合、最終的な資源量は、出尾フォルトの資源量とシフトの資源量を掛けた値になります。例えば、資源量が2でシフトの資源量が2なら、最終的な資源量は4になります。

資源量に何も設定されていないなら、1と同等になります。


グループ資源量(Ver.13以降)

グループ割付けオプションを使用すると、作業グループを資源グループに割付けることができます。
作業グループを割付ける資源グループは、資源種別を「作業グループ」にする必要があります。
資源種別が「作業グループ」である資源グループは、カレンダーテーブルの「グループ資源量」で資源量を設定できます。

資源テーブルにて、以下のように設定されている場合の例を挙げます。

資源
資源コード資源グループ資源種別
A1A 
A2A 
A 作業グループ

例1:
資源コード日指定並び順シフトコード資源量グループ資源量
A*10終日31

A1、A2の資源量 = 3
Aの資源量 = 1
※上記表の緑色の数値はデフォルト値を表しています。


例2:
資源コード日指定並び順シフトコード資源量グループ資源量
A*10終日32

A1、A2の資源量 = 3
Aの資源量 = 2


例3:
資源コード日指定並び順シフトコード資源量グループ資源量
A*10終日12
A1;A2*20日勤31

A1、A2のシフト = 日勤、資源量 = 3
Aのシフト = 終日、資源量 = 2
※上記表の緑色の数値はデフォルト値を表しています。


参考

資源ガントチャート・負荷グラフ上でのカレンダー設定

上書きカレンダー


HelpNo.:757000
© Since 2018 Asprova Corporation, All rights reserved.