先行工程番号


製造BOMの先行工程番号は、1つの品目の製造BOMの中で、工程のつながりを表す際に利用します。

ただし、単純な直線工程の場合は先行工程番号は使用しません。これは、先行工程番号の設定がない場合は、暗黙的に次の工程番号につながると解釈されるためです。

そのため、先行工程番号を設定するのは、上記の暗黙的な解釈(次の工程番号につながる)と相反するような以下の定義、

① 1つの品目の製造BOMで、合流工程を定義する場合

② 1つの品目の製造BOMで、分岐工程を定義する場合

工程有効条件式で、工程のつながりを条件によって変化させる場合

の場合となります。


合流工程を定義

品目Xは、工程10と工程20が工程30で合流します。

 

工程30では合流する2つの品目が入力指図で設定されています。
それぞれの入力指図の先行工程番号には、つながる工程の工程番号を設定します。

 

入力指図の先行工程番号に-1を設定した場合、その前の工程番号の工程とはつながない、という意味になります。
工程番号20の先行工程番号に-1が設定されていますので、その前の工程番号10とはつながないことになり、工程10と20は合流工程の各枝を意味することになります。

 

上記の製造BOMにて割付けた結果、以下のように合流工程となります。

 

合流工程の設定についてはこちらも参照してください。


分岐工程を定義

品目Yは、工程20で2分岐する分岐工程です。

 

分岐する工程の工程20では、2つの品目が出力指図で設定されています。

 

分岐のそれぞれの枝である工程30と工程40の入力指図の先行工程番号には、つながる先の工程である分岐元の工程の工程番号20を設定します。

 

出力指図の先行工程番号に-1を設定した場合、その後の工程番号の工程とはつながない、という意味になります。
工程番号30の先行工程番号に-1が設定されていますので、その後の工程番号40とはつながないことになり、工程30と40は、分岐工程の各枝を意味することになります。

 

上記の製造BOMにて割付けた結果、以下のように分岐工程となります。

 

分岐工程の設定についてはこちらも参照してください。



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