製造BOM

メニューバー・テーブル表示

GUIの概要


製造BOMはスケジューリングに必要なマスタデータを一つの画面上ですべて入力することができます。また、すでにデータが入力されている複数のテーブルからマスタデータを製造BOMに取り込み編集することもできます。

メニューの「テーブル表示/製造BOM」を選択すると、現在のデータの製造BOMを開きます。

■データ入力のルール

製造BOMでは1つの品目に対してデータを設定します。
品目が工程を持たない(原料など)場合は、品目のみになります。
品目が工程を持つ場合は、その品目を製造するための工程(作業)、資源、能力についてデータを設定します。

製造BOMで、必須項目に値が入力されていない場合や、間違った設定がされている場合、背景色が黄色で表示されてます。
詳細はこちらをご覧下さい。


新規に製造BOMの行を入力する場合、以下の順に入力します。

1.品目

通常は完成品目を入力します。共通部品などの場合は、部品として最終的にできる品目を入力します。品目によって製造BOMのデータをグループ化することが出来ます。

2.工程番号

品目を製造する工程の番号を入力します。工程順が小さい方が先頭工程になり、大きいほど後工程になります。

3.工程コード

工程コードを入力します。もしくは、コンボボックスから選択します。

4.指図種別

指図種別には入力指図、出力指図、使用指図があります。

入力指図この工程に投入(入力)する品目を表します。
使用指図この工程で使用する資源を表します。
出力指図この工程で出力する品目を表します。

工程セレクタ、工程セレクタ有効条件、タスクセレクタ、タスクセレクタ有効条件は、必須ではありませんので、必要がある場合のみ設定します。


ある品目のある工程を設定する場合、

  • 0個以上の入力指図
  • 0個以上の出力指図
  • 1個以上の使用指図

を設定する必要があります。

選択した指図種別によって設定するプロパティが決まります。
指図種別ごとの主要なプロパティは以下の通りです。

◆入力指図

プロパティ名設定内容
指図コード 空白以外の文字列を設定します。通常は“In”と設定します。異なる文字列を追加することによって、複数の入力指図を生成できますが、同一品目の入力指図が生成されないようにしてください。
品目/資源この工程に投入(入力)する、この工程の原料となる品目を設定します。
先行工程番号明示的に前工程を指定する場合、前工程の工程番号を設定します。(1つ前の工程番号の工程が前工程なら、設定しなくても良いです)
製造この工程で製造する品目を1単位製造するのに投入すべき入力指図の品目の割合を設定します。
重なり方法重なり方法は前工程との時間関係を表します。重なり方法の種類にはES(End-Start)、SS(Start-Start)、SSEE(Start-Start、End-End)、EES(End-Each-Start)、ESE(End-Start-Each)があります。
重なりMIN重なり方法で設定した工程間の関係で、前工程と最低限空けなければならない時間を設定します。
重なりMAX重なり方法で設定した工程間の関係で、前工程と空けられる最大時間を設定します。(この値を有効にするには、重なりMAXオプションが必要です)


◆使用指図

プロパティ名設定内容
指図コード使用指図の指図コードを設定します。
品目/資源品目を製造するために必要な資源(設備、人、金型、冶具など)を入力します。
前段取り前段取り時間を設定します。
製造この品目をこの資源で製造した時の能力値を設定します。
後段取り後段取り時間を設定します。
資源優先度品目を製造できる資源が複数ある場合に、どの資源を優先して割付けるかを設定します。数値が大きい方が優先されます。ただし、Asprovaでは資源優先度の他にも複数の条件で割付ける資源の決定を行いますので、必ず優先度の高い資源に割り付くとは限りません。


◆出力指図

その工程から出力される品目についてです。

プロパティ名設定内容
指図コード空白以外の文字列を設定します。通常は“Out”と設定します。異なる文字列を追加することによって、複数の出力指図を生成できますが、同一品目の出力指図が生成されないようにしてください。
品目/資源この工程から出てくる(出力)品目を設定します。


製造BOMで設定したデータは、すぐにAsprovaのマスタに反映されます。

Asprova SCP

Asprova SCPでは、複数の工程を設定しても最終工程以外のマスタ使用指図は無視され、1作業しか生成されません。


■製造BOMでのデータ編集

製造BOMにはデータを編集するためのさまざまな操作があります。


データの編集

データの編集は、セルに直接行うことができます。設定するデータを決められた選択肢の中から選ぶプロパティであれば、ドロップダウンリストボックスから選択します。


コピー、ペースト

単一、もしくは複数のセル、行をコピーすることができます。
コピー元のセルを選択して、メニューの「編集/コピー」を選択して、データをクリップボードにコピーします。
コピー先のセルを選択して、メニューの「編集/貼り付け」を選択して、コピーしたデータを貼り付けます。
ただし、コピーしたデータとコピー先のセルの型によっては貼り付けられない場合があります(例えば、文字をコピーして数値型のセルにコピーするなどです)。
行をコピーして貼り付けると、行番号に“New”と赤い文字が表示されます。製造BOMのウィンドウを開き直すと消えます。

コピーと貼り付けについてはこちらもご覧下さい。


フィル

単一、もしくは複数のセルをフィルすることができます。
フィルする元のセルを選択します。
選択したセルの右下にマウスを当てると、カーソルが+になりますので、その状態でフィルしたい方向にマウスの左ボタンを押したままドラッグします。


フィルのルール

単一セルをフィルする場合、同じ値をフィルします。ただし、フィルするデータが文字列で、数字を含む場合は、一番左にある数字を1ずつ加算してフィルします。
複数セルをフィルする場合、選択したフィルする元のデータを繰り返しフィルします。ただし、選択したフィルする元のデータが数値、文字で数字を含む、日付の場合で、等差で規則性がある場合は、その規則に従って数値、数字、日付を加算します。


列の操作

テーブル表示の列幅は、列と列の間をマウスでドラッグすると変更することができます。
複数列を選択してから列幅を変更すると、選択した列すべて同じ列幅に変更できます。

通常列幅は個別に設定できますが、設定を変更することで、1つの列幅を変更するとすべての列が同じ幅に一括で変更できるようになります。

列を選択してマウスでドラッグして、列の表示順を変更できます。


行の操作

テーブル表示の行の高さは、行と行の間をマウスでドラッグすると変更することができます。
複数行を選択してから行の高さを変更すると、選択した行すべて同じ高さに変更できます。

通常行の高さは一括で変更されますが、設定を変更することで、行ごとに高さを変更できるようになります。


ポップアップメニュー

製造BOMの各部分でマウスの右ボタンを押すとポップアップメニューが表示されます。


HelpNo.:707000
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