印刷
 

Key words

  1. 資源ロック

  2. 次資源制約

  3. タンク容量による制約

  4. 作業分割

  5. タンクの洗浄とボトルサイズの切替え

  6. プラグイン

 

飲料製造業者は、様々な問題を抱えています。

このような難しい課題を解決するためのスケジューラ活用方法をご紹介します。

ビデオリスト
 
67.00 概要  
67.01 マスタ登録とスケジューリング

運用では、スケジュール作成に必要なマスタは、基幹システムなどから自動的に取り込むことができます。
ただ、登録方法と必要な情報を理解するために、手入力する方法を紹介します。
スケジュールを作成したい品目の原料、製造設備を登録するだけで、製造計画を作成することができます。
 
67.02 資源ロック

加工機や組立ラインと異なり、タンクは投入された原料を後工程に流しきるまで、次の材料を投入できません。
これは、資源ロックという機能で、スケジュールに加味することができます。
資源ロックを使用することで、工程間の時間関係も考慮して、ほかの作業が割りこまないようにできます。
 
67.03 制約01_次資源

飲料を充填するときには、タンクが決まると、充填設備も決まります。
このような制約を次資源制約と呼びます。
次資源に設定されている資源以外に割付いたり、ガントチャートで手作業で移動したりできなくなったりと精度の高い計画を作成できます。
 
67.04 制約02_タンク容量とバッチ

タンクの容量は生産計画を作成するときに重要な制約事項の一つです。
特に、原料を混合するタンクの場合、撹拌するプロペラがありますから、容量の上限だけでなく、下限も考慮しなければいけません。
Asprovaでは、タンクの容量の上下限を制約としたスケジューリングを簡単に行なうことができます。
 
67.05 作業分割

充填工程の作業は、適切なタイミングで充填するよう、分割する方が良いです。
ここでは、混合工程から流される数量、つまり引き当てられる原料の量に基づいて、作業を分割しましょう。
バッチサイズに、さらに引当て数量を加味して、適切なスケジュールを作成することができます。
 
67.06 段取りとメンテナンス(洗浄)

飲料の製造工程では、原料や製品の切替えによる段取りが発生します。
品目の切替えに必要な段取り時間を設定することで、段取りも加味したスケジュールを作成できるようになります。
 
67.07 実績の反映と納期回答

飲料製造に関わるスケジューリングに関する要件を登録し、スケジュールを作成できるようになりました。
つまり、作業指示を作成できますので、一連の運用サイクルを見てみましょう。
日々、新しいオーダが追加されるので、製造現場からの実績を反映しながら、スケジュールを作成していきましょう。
 
67.08 APS

飲料の製造工程の計画に、受注、在庫、購買の計画を含めてみましょう。
Asprovaでは、製造だけでなく、受注、在庫、購買を含めた全体最適を実現することができます。
 
67.09 プラグイン

ここまでは、標準機能とオプションをご紹介しました。
これらに加えて、業種固有の要件に対して、機能を自由に開発できるSDK、プラグインのサンプルを提供しております。
飲料製造に関しては、移り香防止機能のサンプルがあるので、これを見ていきましょう。
 

Youtube でご覧になりたい方はこちら