Q: 利益を増大させる生産計画スケジューリングは、どのように行うのですか?

A: 「受注・生産・購買のひも付け図」において、受注オーダの納期からバックワードにスケジューリングし、極力、ひも付きの線が縦に(短く)なるようにスケジュールすることです。しかも、ボトルネック資源の稼働率を高め、その他の工程をボトルネック資源に同期化させることです。これらにより、

  • リードタイムの最短化
  • 仕掛在庫の最小化
  • 製品在庫の最小化
  • 購買在庫の最小化
  • 購買タイミングの最遅化
  • 納期遅れ最小化
  • スループットの最大化

が同時に起こります。「利益増大の好循環マップ」をみれば、これらの要因の改善が利益増大に貢献することがわかります。

このスケジューリングは、生産計画スケジューラの計画パラメータ、計画コマンドを活用して実現します。

関連項目 :利益増大の好循環マップ