運搬の小ロット化によるリードタイム短縮 (1) 印刷 Eメール

Q: 有限能力スケジューリングで、小ロット化を行いリードタイムを短縮しました。さらに、リードタイムを短縮する方法はありませんか?

A: リードタイム短縮の、次の手法は運搬の小ロット化です。

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今まで説明してきた運搬方法(重なり方法)は、上図のESという方法です。前工程がエンドしてから後工程がスタートするためESと呼びます。これに対してSSは、前工程がスタートしたら、後工程がスタートする方法です。この方法により、リードタイムは大幅に短縮します。しかし、前工程よりも後工程の方が速いと後工程が先に終了してしまうスケジュール結果となります。これでは現場で使える作業指示はできません。これを回避する方法がSSEEです。この方法はSSの制御に加えて、さらに、前工程のエンドと後工程のエンドを同期化します。このため、前工程が先に完了するスケジュール結果となります。

SSEEでは、前工程でできたものを、その都度、後工程に運搬する必要があります。従って、SSEEで製造を行う場合には、設備の配置を近づけて運搬を不要にするとか、「みずすまし」のような運搬を専門に行う要員を配置するなどが必要です。この方法は、また、現場での運搬が、1個単位(または、1パレット単位に)に行われるため、「1個流し生産」とも呼びます。

最終更新 2014年 4月 24日(木曜日) 02:17